ランドセル、無料配布の自治体も

4月を迎えるにあたり、進学先が決まった学生は入学準備を進めているころだろう。
小学生のお子さんをもつ家庭では、ランドセルを購入したはずだ。しかし、最近にランドセルは素材や機能のために高級品となってしまった。生活困窮家庭にとっては大きな打撃となっている。
店によっては、安くて4万高くて12万のランドセルを取り扱っている。よく売れるのは5~6万のランドセルだというが・・・。
また、小売店では大量に仕入れて低価格で提供するところも。2万円台のランドセルなどはほぼ完売状態だそうだ。
公立校のランドセル通学は、義務付けられたものではない。地方によっては、入学後すぐに適当なリュックなどで通学させるところもあるという。しかし、一般的には6年間使う通学カバンとされているため、耐久性や容量の大きさからランドセルの利便性は高い。
とある20代のシングルマザーは、手取りが10万円。長女のランドセルを買えず、両親から5万円の援助をうけた。女性は「お下がりのランドセルを使っていた親類の子どもが周囲にからかわれたと聞いて買わざるを得ないと思った。学用品の中でも特に高く、困窮している家庭のことも考えてほしい」と話す。
また、公的支援を受けながら小学生の子ども3人を育てている女性は、ランドセル購入費が9万円に上ったことを鑑みて「ランドセルは確かに便利だが、9万円を他の教育費や生活費に回せたかもしれない。暗黙のルールを変えることはできないのだろうか」とこぼした。
茨城県日立市では、約40年前からランドセルを新入生全員に無料で配布しているそうだ。
また、島根県出雲市では、スポーツ用品店が販売する5千円ほどのリュックサックが普及しているという。
たしかに義務教育とはいえ、こういった援助にまでは手が回っていないのだろう。希望者だけにでも無料配布するのはいい手だ。