ワールド、400~500店舗閉鎖へ

数々の有名ブランドを展開するアパレル大手のワールドが、平成27年度中に全約3000店のうち400~500店を閉鎖し、全約100ブランドの1割強に当たる10~15の不採算ブランドを廃止すると発表した。
29年度まで3年間にわたる事業構造改革の一環で、ブランド廃止や閉店では過去最大の規模だという。
店舗・ブランドの維持費を削って収益性を改善するうえ、黒字事業に資本を集中するほか、ECサイトでの拡販でテコ入れを図るという。その成果として29年3月期の約2倍となる100億円の営業利益を目指すとのこと。
廃止する具体的なブランドや店舗、売上高など影響額は現時点では非公開としている。早期退職社員を募るなど人員整理の可能性についても、上山健二社長は「固定費削減に聖域は設けない」としながらも「まだ何も決まっていない」と明言を避けた。
ユニクロなど高品質で低価格のアパレル企業が台頭する昨今、アパレル業界は大きく変動してきた。これまでの大手アパレル企業にしてみればかなり苦戦を強いられる状況となっている。かつて多くの人に愛されたブランドも、こうして次々となくなっていってしまうのだろうか。